調理師や栄養士など、“食”のスペシャリストを育成し、「食育」の普及・啓蒙に努める服部栄養専門学校(所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷、校長:服部 幸應)では、小学生を対象とした料理コンテスト『第19回ハットリ・キッズ・食育・クッキングコンテスト』を2014年7月31日(木)、同校において開催いたしました。
第19回のテーマは“日本の「我が家の朝食」”。このテーマに基づいた、オリジナリティ溢れる自由な発想の料理レシピ(主食・主菜・副菜の計3品に汁物1品の一汁三菜)が全国から253通届き、厳正な書類選考を通過した10名が今回の本選大会に出場し、腕を競い合いました。
本選大会は規定競技(りんごの皮むき、キャベツの千切り、鯵の三枚おろし)45分間と、オリジナルレシピの調理60分間。 |
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審査委員長の服部 幸應校長をはじめ、審査副委員長の服部 津貴子先生(服部栄養料理研究会会長)、審査員の斎藤 昭彦先生(服部栄養専門学校 中国料理主席教授)、佐藤 月彦先生(同校西洋料理主席教授)、平塚 未来先生(同校日本料理教授)、佐藤 タカ先生(同校製菓製パン飲料教授)に加えて、特別審査員として池田 美保氏(声楽家)、さらにこごまちゃん(新倉 茜音さん)が参加しました。ちなみにこごまちゃんは、第15回目のコンテスト優勝者です。 |
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茨城県、東京都、神奈川県、埼玉県、静岡県、兵庫県、島根県、福岡県、沖縄県からの参加という全国的規模で実施。技術を競う規定競技部門と、ユニークな発想、創意工夫、味付け等を採点基準とするオリジナルレシピ調理部門、この2つの部門の総合点により各賞が決定されます。
親の力に頼らず、子供たちが一人で調理するのがこのコンテストの基本。子供たちの熱意に対して、審査する先生方も真剣そのものでした。
その熱戦を制し優勝したのは、須谷 星凜さん(すや あかり、小学6年生〈11歳〉、神奈川県)の「我が家の元気のみなもと“菌活和朝食”」。
メニューは、土鍋で炊いたしらすと枝豆のご飯、野菜&チーズのサラダ、豆腐と鶏ひき肉のおろしバーグ、ピーマンの酒煮びたし・れんこんのキンピラ、きのこ3種とお揚げの味噌汁という内容でした。
準優勝2名は、金城 楓さん(きんじょう かえで、小学6年生〈11歳〉、沖縄県)と、小嶋 恭平君(こじま きょうへい、小学6年生〈11歳〉、福岡県)。 |
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金城さんの作品は、ゴーヤなど沖縄の食材を使った「ぬちぐすいをいただきます!我が家のまーさん朝ごはん」。
また小嶋君の作品は、自家製味噌などを使った「体が喜ぶヘルシープレート 朝ごはん」です。
今回はさらに、榑林 丈飛君(くればやし たけと、小学6年生〈11歳〉、静岡県)に「技術賞」が贈られました。
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氏名 |
作品 |
賞品 |
優勝 |
須谷 星凜さん
(小学6年) |
「我が家の元気のみなもと
“菌活和朝食”」 |
優勝盾
キッズ・クッキング奨学金10万円
及び親子香港旅行 |
準優勝 |
金城 楓さん
(小学6年) |
「ぬちぐすいをいただきます!
我が家のまーさん朝ごはん」 |
準優勝盾
キッズ・クッキング奨学金5万円 |
準優勝 |
小嶋 恭平さん
(小学6年) |
「体が喜ぶヘルシープレート
朝ごはん」 |
準優勝盾
キッズ・クッキング奨学金5万円 |
技術賞 |
榑林 丈飛さん
(小学6年) |
「100点取れる!?
朝カレー」 |
記念品 |
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なお鳴海製陶様のご協力により、優勝者、準優勝者には特製盾(たて)が贈られ、また出場者全員に特製メダルがこごまちゃんから手渡されました。
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来年のお子様の参加のために親子で料理の練習をしてみてはいかがですか?
関連情報
http://www.hattori-kids-shoku-iku.com/
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